複数の条件をどれか一つでも満たしているかどうかは
・IF関数
・OR関数
を組み合わせることで、判定できます!
条件は
・2つでも3つでも4つでも指定可能
です!
書式(IF関数とOR関数の組み合わせ)
=IF(OR(条件①, 条件②, …),
条件をどれか一つでも満たす時に返す値,
条件を満たさない時に返す値)
●IF関数の第1引数
「OR関数」を記載します。
「OR関数」に複数の条件を指定します。
●IF関数の第2引数
「OR関数の結果」が「真(TRUE)になる時(=条件をどれか一つでも満たす時)に返す値」を指定します。
●IF関数の第3引数
「OR関数の結果」が「偽(FALSE)になる時(=条件を満たさない時)に返す値」を指定します。
使用例(IF関数とOR関数の組み合わせ)
ここでは例として以下を指定します。
※セル「F3」に記載する「IF関数とOR関数の組み合わせ」を記載します。
●IF関数の第1引数
AND(セル「C3」が「80以上」, セル「D3」が「80以上」, セル「E3」が「80以上」)
※国語が「80点以上」 又は 数学が「80点以上」 又は 英語が「80点以上」
●IF関数の第2引数
値「合格」
※真(TRUE)になる時(=条件をどれか一つでも満たす時)に返す値
●IF関数の第3引数
値「不合格」
※偽(FALSE)になる時(=条件を満たさない時)に返す値
=IF(OR(C3 >= 80, D3 >= 80, E3>=80),
"合格",
"不合格")
例えばセル「F3」に記載した「IF関数とOR関数の組み合わせ」は、
・セル「D3」が「80以上である」ため ※数学が80点以上であるため
・値「合格」が返る
という結果になりました。
またセル「F5」に記載した「IF関数とOR関数の組み合わせ」は、
・セル「C3」、「D3」、「E3」の全てが「80以上でない」ため ※80点以上のものが一つも無いため
・値「不合格」が返る
という結果になりました。
上記の「IF関数とOR関数の組み合わせ」をプログラミングで表すと、以下になります。
If (Range("C3") >= 80 Or Range("D3") >= 80 Or Range("E3") >= 80) Then
Range("F3") = "合格"
Else
Range("F3") = "不合格"
End If
参考①
上記で使用した以下の詳細は、公式サイトをご確認ください。
●IF関数
●OR関数
●IF関数とOR関数の組み合わせ
参考②
複数の条件を全て満たしているかどうかを判定することもできます。
詳細は以下の記事をご確認ください。