SWITCH関数は
・評価結果によって
・多方向に条件分岐する
関数です!
分岐は
・2つでも3つでも4つでも指定可能
です!
SWITCH関数は
・VBAでいうSelect Case文
・C言語やJavaでいうswitch文
です!
SWITCH関数は
・Excel2019で追加された関数
です!
SWITCH関数は
・IFS関数の簡易版
です!
※SWITCH関数でできることは、IFS関数でもできます。
違いは
IFS関数・・・・・複雑な条件(評価方法)を指定可能
SWITCH関数・・ 単純な条件(評価方法)のみ指定可能
です!
※故にSWITCH関数の方がシンプルな記載になります。
※単純な条件(評価方法)ならば、シンプルなSWITCH関数を使ったほうが良いです。
SWITCH関数の書式
=SWITCH(評価するセル
評価結果①, 返す値①,
評価結果②, 返す値②,
評価結果③, 返す値③,
…,…,
どれにも当てはまらない時に返す値)
●第1引数
「評価するセル」を指定します。
●第2引数、第3引数、…、…
「評価結果」と「返す値」を指定します。
●最後の引数
「どれにも当てはまらない時に返す値」を指定します。指定は任意です。
SWITCH関数の使用例
ここでは例として以下を指定します。
※セル「C3」に記載するSWITCH関数を記載します。
第1引数 :「評価するセル」にセル「B3」
第2、3引数:「評価結果」に「春」、「返す値」に「Spring」
第4、5引数:「評価結果」に「夏」、「返す値」に「Summer」
第6、7引数:「評価結果」に「秋」、「返す値」に「Autumn」
第8、9引数:「評価結果」に「冬」、「返す値」に「Winter」
第10引数 :「どれにも当てはまらない時に返す値」に「季節でない」
=SWITCH(B3,"春","Spring","夏","Summer","秋","Autumn","冬","Winter","季節でない")
例えばセル「C3」に記載したSWITCH関数は、
・セル「B3」が「春」のため、
・文字列「Spring」が返る
という結果になりました。
上記のSWITCH関数をプログラミング(VBAのSelect Case文)で表すと、以下になります。
Select Case Range("B3")
Case "春"
Range("C3") = "Spring"
Case "夏"
Range("C3") = "Summer"
Case "秋"
Range("C3") = "Autumn"
Case "冬"
Range("C3") = "Winter"
Case Else
Range("C3") = "季節でない"
End Select
参考①
SWITCH関数の詳細は、公式サイトをご確認ください。
参考②
冒頭に記載した通り、「SWITCH関数」は「IFS関数」の簡易版です。
「IFS関数」の詳細は、以下の記事をご確認ください。