複数のセルに対し、
・同じ値
・同じ数式
を1コードで設定できます!
1コードで設定できるため、
・ほぼ同じ処理を何度も記載して、複数のセルに設定する
・ループ処理により、複数のセルに設定する
といったやり方は不要です!
ほぼ同じ処理を何度も記載するのは不要のため、
コードを簡潔にできます!
ループ処理が不要のため
処理の高速化が期待できます!
複数のセルに対し、1コードで同じ値を設定する
ここでは例として、シート「sample」の
・セル「B2~B6」へ
・値「aiueo」を
設定します。
Sub sample()
Worksheets("sample").Range("B2:B6") = "aiueo"
End Sub
上記を実行すると、1コードで
・複数のセル(B2~B6)に
・同じ値(aiueo)が
設定されたことを確認できます。
複数のセルに対し、1コードで同じ数式を設定する
ここでは例として、
・セル「B2~B6」へ
・数式「=ROW(B2)」等を
設定します。
Sub sample()
Worksheets("sample").Range("B2:B6") = "=ROW(B2)"
End Sub
上記を実行すると、1コードで
・複数のセル(B2~B6)に
・数式が
設定されたことを確認できます。
ただ値の時と違い、数式の場合はセル毎に設定される内容は変わります。
以下のようにセル毎に適切な数式が設定されます。
この記事で紹介した内容は、
他のプログラミング言語には無いVBA独特の挙動です!
VBAでプログラムを作成する際は、VBA独特の挙動を
しっかり認識して作成しましょう!