【VBA】VBScriptファイルを同期実行する

VBAから
 ・VBScriptファイルを
 ・同期実行する
方法を記載します!

VBScriptファイルの実行結果も
取得できます!

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VBScriptのコード

ここでは例として、
 ・「VBScriptからのメッセージ出力です!」というメッセージを出力する
 ・「test.vbs」を作成
します。

MsgBox("VBScriptからのメッセージ出力です!")

'正常終了の場合、戻り値として「0」を返す
WScript.Quit(0)

'異常終了の場合、戻り値として「1」を返す
'WScript.Quit(1)
VBScriptファイル
VBScriptファイル

「WScript.Quit」で戻り値(実行結果)を指定します(4、7行目)。

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VBAのコード

ここでは例として、
 ・上記で作成したVBScriptのファイル「test.vbs」を
 ・同期実行
します。
※ここでは先程作成したVBScriptのファイル「test.vbs」をデスクトップ配下に配置しています。

'変数の宣言を必須
Option Explicit

Sub execBatch()

    Dim vbsFile As String
    Dim wsh As Object
    Dim result As Integer
    
    'VBScriptファイルのパスを指定
    vbsFile = "C:\Users\user\Desktop\test.vbs"
    
    Set wsh = CreateObject("WScript.Shell")
    
    'VBScriptファイルを同期実行
    result = wsh.Run(command:=vbsFile, WaitOnReturn:=True)
    
    If (result = 0) Then
        MsgBox ("VBScriptファイルは正常終了しました。")
    Else
        MsgBox ("VBScriptファイルは異常終了しました。")
    End If
    
    '後片付け
    Set wsh = Nothing
    
End Sub

「VBScriptファイルのパス」を指定します(11行目)。

Run」メソッドの引数「WaitOnReturn」に「True」を指定することで、同期実行になります(16行目)。
※「False(規定値)」を指定すると同期実行になります。

ここでいう「同期実行」とは、
 ・VBScriptファイルの処理完了後にVBAへ制御が返ってくるように実行
という意味です。
※VBScriptファイルの処理が完了するまでは、VBAの処理は停止して先に進みません。

「戻り値(実行結果)」を判定します(18~22行目)。

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実行結果

VBScriptファイルを同期実行できました。

実行結果
実行結果①
実行結果②
実行結果②
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参考①

VBAでバッチファイルを実行することもできます。

詳細は以下の記事をご確認ください。

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参考②

VBAでコマンドプロンプトのコマンドを実行することもできます。

詳細は以下の記事をご確認ください。

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参考③

VBAでPowerShellファイルを実行することもできます。

詳細は以下の記事をご確認ください。

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参考④

逆に、VBScriptからVBAを実行することもできます。

詳細は以下の記事をご確認ください。