【VBA】テキストファイルをソートして、重複行を削除する

VBAで
 ・テキストファイルをソートして、重複行を削除
できます!

VBAから
 ・Power Shellのコマンドレットを実行
することで実現します!

PR

VBAコード

ここでは例として
 ・デスクトップ配下のテキストファイル「sample.txt」をソートして、重複行を削除
します。

テキストファイル「sample.txt」
テキストファイル「sample.txt」
テキストファイル「sample.txt」の内容(ソートされていない、かつ重複行あり)
テキストファイル「sample.txt」の内容(ソートされていない、かつ重複行あり)

上記は「1,田中,2020/1/1」が重複しています。

Option Explicit

Sub sample()
    
    Dim targetFile As String
    Dim psCommand As String
    Dim wsh As Object
    Dim result As Integer
    
    '対象ファイル
    targetFile = "C:\Users\user\Desktop\sample.txt"
    
    'PowerShellのコマンドレットを組み立て
    psCommand = "powershell -NoProfile -ExecutionPolicy Unrestricted "
    psCommand = psCommand & "(Get-Content " & targetFile & ") | Sort-Object -Unique "
    psCommand = psCommand & "| Out-File -Encoding default " & targetFile
    
    Set wsh = CreateObject("WScript.Shell")
    
    'PowerShellのコマンドレットを実行
    result = wsh.Run(Command:=psCommand, WindowStyle:=0, WaitOnReturn:=True)
    
    If (result = 0) Then
        MsgBox ("ソート(重複削除含む)が正常終了しました。")
    Else
        MsgBox ("ソート(重複削除含む)が異常終了しました。")
    End If
    
    '後片付け
    Set wsh = Nothing
    
End Sub

「対象ファイル」を指定します(11行目)。

実行するPower Shellのコマンドレットを組み立てます(14~16行目)。
※コマンドレット「Get-Content」と「Sort-Object」によりソートをします。
※「-Unique」により重複行を削除します。
※コマンドレット「Out-File」により、ソート後の内容を対象ファイルへ書き込みます。
※文字化けしないように、オプション「-Encoding default」を付けます。

PR

実行結果

テキストファイルをソートして、重複行を削除できました。

実行結果①
実行結果①
実行結果②
実行結果②
PR

参考①

上記のVBAコードは以下の記事を参考にして作成しました。

PR

参考②

上記で使用した以下の詳細は、公式サイトをご確認ください。

●Power Shellのコマンドレット「Get-Content」


●Power Shellのコマンドレット「Sort-Object


●Power Shellのコマンドレット「Out-File」

タイトルとURLをコピーしました