【VBA】折れ線グラフを作成する

VBAで
 ・折れ線グラフを作成
できます!

折れ線グラフ
折れ線グラフ

折れ線グラフ
 ・時系列での変化を確認する
ときに使用します!

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VBAコード

ここでは例として
 ・シート「sample」上にある「横浜市の犯罪件数」データを元に
 ・シート「sample」上に「折れ線グラフ(マーカー付き折れ線)」を作成
します。

「横浜市の犯罪件数」データ
「横浜市の犯罪件数」データ
Option Explicit

Sub sample()

    Dim ws As Worksheet
    Dim topPosition As Double
    Dim leftPosition As Double
    Dim shapeObj As shape
    
    'シートを指定
    Set ws = Worksheets("sample")
    
    '折れ線グラフを表示させる位置を取得
    With ws.Range("E3")
        leftPosition = .Left
        topPosition = .Top
    End With
    
    '折れ線グラフを作成
    Set shapeObj = ws.Shapes.AddChart2(Style:=227, _
                                       XlChartType:=xlLineMarkers, _
                                       Left:=leftPosition, _
                                       Top:=topPosition)
    
    '折れ線グラフの名前
    shapeObj.Name = "横浜市の犯罪件数"
    
    '折れ線グラフの設定
    With shapeObj.chart
        '元データ
        .SetSourceData Source:=ws.Range("B3").CurrentRegion
        'タイトル
        .ChartTitle.Text = "横浜市の犯罪件数"
        '横軸のラベルを縦書き
        .Axes(xlCategory).TickLabels.Orientation = xlTickLabelOrientationVertical
    End With

End Sub

「Worksheetオブジェクト」の「Shapes」プロパティにより、「Shapesオブジェクト」を取得します(20行目)。

「Shapesオブジェクト」の「AddChart2」メソッドにより、折れ線グラフを作成します(20~23行目)。
※手動で作成した場合と同じスタイルになるように、引数「Style」に「227」を指定します。
※グラフを「マーカー付き折れ線」にするために、引数「XlChartType」に「XlChartType列挙体」の「xlLineMarkers」を指定します。

※「AddChart2」メソッドにより「Shapeオブジェクト」を取得します。

グラフを削除する際に「名前を指定して削除」できるようにするため、棒グラフに名前を付けます(26行目)。

折れ線グラフの各種設定をします(29~36行目)。

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実行結果

折れ線グラフ(マーカー付き折れ線)を作成できました。

実行結果
実行結果
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参考①

グラフの削除もできます。

詳細は以下の記事をご確認ください。

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参考②

「横浜市の犯罪件数」の詳細は、神奈川県警察のサイトをご確認ください。

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参考③

上記で使用した以下の詳細は、公式サイトをご確認ください。

●「Worksheetオブジェクト」の「Shapes」プロパティ


「Shapesオブジェクト」の「AddChart2」メソッド


Shapeオブジェクト」


●XlChartType列挙体

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参考④

列挙体の詳細は、以下の記事をご確認ください。