【VBA】ブックを保存した後にマクロを自動実行する

ブックを保存した後に
　・マクロを自動的に実行
できます！

AfterSaveイベントを利用することで
実現します！
※After(後に)Save(保存)イベントです。

AfterSaveイベントとは
VBAコード
実行結果
参考

AfterSaveイベントとは

ブックを保存した後に発生するイベントです。

AfterSaveイベントが発生すると、
　・Excelが
　・Subプロシージャ「Workbook_AfterSave」を
　・自動的に実行
してくれます。

よって
　・Subプロシージャ「Workbook_AfterSave」を作成することで
　・ブックを保存した後にマクロが自動実行される
ようになります。

Subプロシージャ「Workbook_AfterSave」の中に、「ブックを保存した後に自動実行したい処理」を記述します。

Subプロシージャ「Workbook_AfterSave」は
　・「ThisWorkbook」モジュール内に作成
する必要があります。

VBAコード

ここでは例として
　・デスクトップ配下の「sampl_001.xlsm」の
　・「ThisWorkbook」モジュール内のSubプロシージャ「Workbook_AfterSave」の中に
　・VBAコードを記述
します。

記述するVBAコードは
　・正常に保存されたかどうかを確認
　・メッセージを表示
とします。

「ThisWorkbook」モジュールの下記のプルダウンに「Workbook」と「AfterSave」を指定にすれば、Subプロシージャ「Workbook_AfterSave」が自動的に作成されます。

自動的に作成されたSubプロシージャ「Workbook_AfterSave」の中に、VBAコードを記述します。

Private Sub Workbook_AfterSave(ByVal Success As Boolean)
    
    '正常に保存されたかどうかを確認
    If Success Then
        '保存された場合
        MsgBox ("正常に保存されました！")
    Else
        '保存されなかった場合
        MsgBox ("正常に保存されませんでした！")
    End If

End Sub

引数「Success」により、「正常に保存されたかどうか」を判断できます。

実行結果

ブックを保存した後にマクロを自動実行できました。

デスクトップ配下の「sampl_001.xlsm」を「保存」をすると
　・メッセージが表示
されました。

参考

AfterSaveイベントの詳細は、公式サイトをご確認ください。

Workbook.AfterSave イベント (Excel)

Office VBA 言語リファレンス