
IFERROR関数は
・セルの値がエラーかどうかを判定して
・エラーの場合に指定した値を返す
関数です!

IFERROR関数は
・Excel2007で追加された関数
です!

IFERROR関数は
・ISERROR関数の強化版
です!
※ISERROR関数はセルの値がエラーかどうかを判定するのみです。
IFERROR関数を使用しないと・・・
例えば「0除算」をすると、以下のエラーになってしまいます。

エラーになっていると、
・そのセルを使用した関数/VBAが想定通りに動かない
ことがあります。
※また見た目もあまり良くないです。
よってエラーのままにしておくのは良くないです。
IFERROR関数を使用して、エラーを別の値に置き換えたほうが良いです。
IFERROR関数の書式
IFERROR関数の書式
=IFERROR(数式, エラーの場合に返す値)
●第1引数
「数式」を指定します。 例) C3/D4
●第2引数
「エラーの場合に返す値」を指定します。例) 0
IFERROR関数の使用例
ここでは例として以下を指定します。
第1引数:「数式」にセル「C3/D4」
第2引数:「エラーの場合に返す値」に「0」
=IFERROR(C4/D4,0)

「0除算」でエラーが起きましたが、IFERROR関数により「0」へ置き換えられました。
参考①
IFERROR関数の詳細は、公式サイトをご確認ください。
参考②
Excel2007で「IFERROR関数」が追加される以前は、
・「IF関数」と「ISERROR関数」を組み合わせて
・「エラーの場合に指定した値を返す」
をしていました。
「IF関数」と「ISERROR関数」の組み合わせを見たら、
・「IFERROR関数と同等のことをしているんだなぁ」
と考えてよいです。