【VBA】指定した文字列が設定されているセルの背景色を変更する

VBAで
 ・指定した文字列が設定されているセルの
 ・背景色を変更
できます!

変更は「置換」によって
実現します!

PR

VBAコード

ここでは例として、
 ・シート「sample」の文字列「営業」を検索し、
 ・見つかったセルの背景色を
 ・背景色無しから
 ・背景色を薄いピンク
変更(=置換)します。

実行前
実行前
Option Explicit

Sub sample()

    '変更(置換)の設定を初期化
    Application.ReplaceFormat.Clear
    
    '変更(置換)後のセルの背景色に薄いピンクを指定
    Application.ReplaceFormat.Interior.Color = XlRgbColor.rgbLightPink
    
    'セルの背景色を変更(置換)
    Worksheets("sample").Cells.Replace what:="営業", _
                                       Replacement:="", _
                                       LookAt:=xlPart, _
                                       MatchCase:=True, _
                                       SearchFormat:=False, _
                                       ReplaceFormat:=True
                         
    '変更(置換)の設定を初期化
    Application.ReplaceFormat.Clear
    
End Sub

念のため、変更(置換)を実施する前後で、変更(置換)の設定を初期化(クリア)しましょう(9、20行目)。
※「Application.ReplaceFormat.Clear」を実行しましょう。

「Application.ReplaceFormat.Interior.Color」に、変更(置換)後の色を指定します(12~17行目)。

「Replace」により変更(置換)が実施されます。

what・・・・・・・置換したいセルに設定されている文字列を指定します。
Replacement ・・・空文字列を指定します。
LookAt・・・・・・「xlPart(部分一致)」を指定します。
SearchFormat・・・「False(書式を検索しない)」を指定します。※文字列で検索するため
ReplaceFormat・・ 「True(書式を置換する)」を指定します。

PR

実行結果

文字列「営業」が設定されているセルの背景色を、変更(置換)できました。

実行結果
実行結果
PR

参考①

必要に応じて公式サイトをご確認ください。

PR

参考②

上記のVBAコードでは、色の指定に列挙体「XlRgbColor」を使用しています。

列挙体「XlRgbColor」の詳細は、以下の記事をご確認ください。

PR

参考③

列挙体そのものについては、以下の記事をご確認ください。