【WinMerge】Excelファイル全体(全シートとVBAコード)を比較する【差分チェック】

WinMergeにより
 ・2つのExcelファイルを比較(差分チェック)
できます!

2つのExcelファイルの
 ・全シート
 ・VBAコード
の差分を確認できます!

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前提

WinMergeを使用して比較するため、WinMergeがインストールが必要です。

WinMergeのインストーラーは以下のページで取得できます。


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手順①(Excelの設定を変更)

WinMergeで「VBAコードの比較」もできるようにするために、Excelの設定を変更します。
※「VBAコードの比較」を行わない場合は、設定の変更は不要です。「シートの比較」だけ行いたい等。

手順

「ファイル」-「その他」-「オプション」-「トラストセンター」-「トラストセンターの設定」をクリックする。

Excelの設定変更画面①


手順

「マクロの設定」の「VBA プロジェクト オブジェクト モデルへのアクセスを信頼する」に
チェックを入れ「OK」をクリックする。

Excelの設定変更画面②


手順

「OK」をクリックする。

Excelの設定変更画面③

上記の設定変更によりWinMergeがVBAへアクセスできるようになり、VBAコードを比較できるようになります。

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手順②(WinMergeによる比較の実施)

WinMergeで2つのExcelファイルの差分を確認します。

手順

WinMergeを起動して、比較したい2つのExcelファイルを指定する。

WinMergeの操作画面①


手順

「ファイル:展開プラグイン」の「選択」をクリックする。

WinMergeの操作画面②


手順

「ファイル展開プラグイン」に「CompareMSExcelFiles.sct」を指定して「OK」をクリックする。

WinMergeの操作画面③


手順

「比較」をクリックする。

WinMergeの操作画面④


手順

比較結果が表示されることを確認する。
※下記は差分があった場合の結果です。

WinMergeの差分結果画面
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参考①

比較する内容を指定することもできます。
※例えば図形内のテキストを比較対象外にできます。

設定内容の確認/変更をする方法は以下です。

手順

メニューの「プラグイン」-「プラグインの設定」をクリックする。

手順①
手順①


手順

「CompareMSExcelFiles」を選択して「プラグインの設定」をクリックする。

手順②


手順

設定を任意に変更して「OK」をクリックする。

手順③
手順③
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参考②

画面(GUI)からではなく、コマンドからでも実施できます。

詳細は以下の記事をご確認ください。

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参考③

Excelアドイン「RelaxTools Addin」により
 ・2つのシートの差分の確認
ができます。

「差分の一覧」をエクセルファイルへ出力してくれます。


詳細は以下の記事の「Excelファイルのシートを比較する」をご確認ください。



例えば
 ・ExcelファイルのシートやVBAコードを修正した際に
 ・必要な個所のみ修正されていることを確認したい時に
修正前後のExcelファイルを比較します。

修正前後のExcelファイルの差分を確認することで
 ・不必要な個所を修正してしまったことによる
 ・デグレ等の事故を防止
できます!

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